今日は、特に趣向も変えずにアニメの感想でも書くかなw
まずは、去年大ヒットし、2023年の覇権アニメとも言われる「葬送のフリーレン」です。
このアニメは10月を待たず、2023年の9月29日から、2024年3月まで2クール放送されました。
全28話で、第2期の制作も決定しています。
第1話から第4話までは「初回2時間スペシャル〜旅立ちの章〜」と称して、2023年9月29日の「金曜ロードショー」にて放送。
10月6日には早くも第5話を放送し、以後、毎週金曜日の「FRIDAY ANIME NIGHT」枠にて放送しました。
ここからは僕の経験も踏まえた感想です。
関西圏の金曜ロードショーは、電子番組表EPGをアニメで検索してもヒットしません。
そのため、僕は金曜ロードショーで放送された「葬送のフリーレン」はビデオに録りませんでした。
って言うか、放送じたい知りませんでした。
しかし、ネットでの評判がすこぶる良かったので、後日存在を知り、同時放送されていたスカパー!で録画。
第5話以降は、地上波とスカパーの両方で録画した後、録画漏れがないことを確認し、地上波のみを録画する形で落ち着きました。
で、評判の良さの後押しも得て、見てみました。
まず、一挙放送された「第1話から第4話」を見てみました。
世間の反応だと、この一挙放送で一気に作品の魅力に取りつかれる、と言うことです。
しかし、僕は大して面白いと感じませんでした。
内容としては、魔法使いフリーレン(エルフ、女)は勇者パーティの一員として勇者ヒンメル(人間、男)らと共に魔王を倒す旅に出ていました。
10年の旅を経て、ついに魔王を討伐することに成功。
しかし、1000年の寿命を持つエルフのフリーレンにとって、10年の旅は短いものでした。
それだけ、エルフが長寿と言うことです。
人間の勇者ヒンメルらは、その10年を大切なものとして扱い、老衰して死んでいきました。
ヒンメルの葬式のとき、フリーレンは急に訳の分からない感情に襲われ涙しました。
以後、フリーレンは魔法の収集と、勇者パーティとしての残務処理(封印が解ける魔物の始末など)と、思い出探しの旅に出ます。
フリーレンの師匠にして伝説の大魔法使いフランメの手記によると、魔王城があったエンデと言う地には、死者と会話できるオレオールなるものが存在すると言う。
フリーレンは勇者ヒンメルらと会話するため、再び魔王城を目指す。
と言うお話です。
第4話までの内容は、再び魔王城を目指す旅に出るまでの話。
その後、第5話、第6話と見ましたが、仲間が1人追加されただけでしたw
基本的には、勇者パーティでの記憶と、懐かしさ、郷愁(?)に近い感情を前面に押し出したような作品でした。
正直、あんまり面白くはなく、第6話で視聴をやめてしまいました。
正直な話、
「新たな魔王が誕生した。
魔法使いフリーレンよ、新たな仲間を招集し、魔王を討伐せよ」
みたいなありふれた話の方が、僕的には続きを見る可能性が高かったように思います。
ノスタルジーに駆られたい人には向いているのかな?と思います。
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正直な話、こちらのアニメの方が面白かったです。
「豚のレバーは加熱しろ」です。
豚の生レバーを食べて駅のホームで食いちぎられるような腹痛に襲われた主人公(本名不明、豚)が、異世界に豚として転生したと言うお話。
主人公(豚)は、ジェスと言うイェスマの少女に召喚されたのでした。
その異世界では、
「イェスマと呼ばれる小間使いの少女は、16歳になると、同行者シャビロンをともない、王都を目指さなければならない」
と言う決まりがあります。
豚として転生した主人公は、シャビロンとしてジェスと共に王都を目指す命がけの旅に出ます。
この異世界はイェスマにとって、理不尽で不条理で、王都を目指さなければならない理由も不明です。
そのため、僕は、最終回でこの世界の秘密が暴かれると思い、最終回を楽しみにこのアニメを見ていました。
実際は最終回の1話前の話で、この世界の秘密が暴かれ、最終回ではその上で、主人公たちがどのような行動を取るのかと言う内容でした。
おおむね面白かったですが、最終回の最後の最後で取った行動は、物語を長続きさせたくてか、あるいは奇抜な終わり方にしたかったのか分かりませんが、ちょっと蛇足でした。
もっと良い、すっきりした終わり方にして欲しかったです。
(調べてみると、このアニメは原作小説の第1巻だけをアニメ化したらしく、最終回の最後の最後は、第2巻の冒頭部分だったのかもしれません)
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最後に紹介するのは、僕が2023年10月から放送されたアニメで、僕が見たアニメの中では1番面白かったアニメです。
「ひきこまり吸血姫の悶々」です。
ムルナイト帝国の吸血鬼の名家に生まれたコマリことテラコマリ・ガンデスブラッド(女)が主人公のアニメです。
3年前から引きこもり生活をしていたコマリですが、父のコネで七紅天大将軍に任命されることになります。
ネタバレになりますが、この頃のコマリはただの引きこもりの少女と言うことになっていますが、実は大将軍に任命されるのも当然な実力者でもあります。
コマリは3歳のころ、一生のうちで選ばれた者のみが発現できるとされている超必殺技「烈核解放」を発現します。
コマリの烈核解放は、血を飲むことにより自動的に発動するため、あまりに危険なため父親により封印されてしまいます。
その封印とは、吸血鬼であるにも関わらず、コマリが血液嫌いになると言う催眠でした。
血液を嫌いになり、飲まなくなったコマリは、「魔法が使えない」「運動音痴」「背が低い」と言う三重苦になってしまい、学校にも行かない引きこもりになってしまいます。
そんな七紅天大将軍に就任したコマリですが、ピンチになると周りの人の飛び散った血の1滴が口に入ることがあり、烈核解放が発動し、ピンチを脱します。
コマリが烈核解放するときは、空は暗転し、雷が鳴り響き、コウモリが舞うと言う演出がかかり、雰囲気が一変します。
ムルナイト帝国の皇帝カレン・エルヴェシアス(女)によると、
「(コマリの烈核解放は、)帝国千年の歴史にも類を見ない至高の烈核解放」
だそうで、爽快です。
このアニメは、コマリの烈核解放を楽しみに見るアニメです。
爽快で面白いです。
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ま、今回はこんなとこかな。
ほななw