古畑任三郎の第1シリーズ後半の感想を書いていきます。
第7作「殺人リハーサル」
今回の作品は、脚本の意図が全く分からない作品。
初めに殺人シーンを映すのは、この作品の定番ですが、捜査が始まってからすぐに証拠まで映す、異例の作品。
解決編では、証拠の背景を肉付けしていく感じです。
これは第3回の「笑える死体」で、よく目立つとされていた証拠を事件編で全く映さなかったことに対する批判に、脚本家が困惑してしまったのかな?w
とにかく、解説はありませんが、古畑が不自然に感じ、執拗に気にかけます。
視聴者である僕も、
「それが、大証拠やろw」
と思って、見てました。
解決編で、別の証拠も提示されるのかと思ったら、それもなし。
背景をいろいろ語り、証拠として肉付けされるだけでした。
事件編の時間を埋めるのが難しくなってきてるのかもしれませんねw
証拠とは関係ないけど、本編前の独白のシーンでは、月が地球から年に3cm離れて行ってることが紹介されます。(もう少し正確に書くと現在では年3.8cmだそうです)
現在、月は地球の周りをまわる衛星とされていますが、将来的に月の軌道が地球から離れ、太陽系の惑星(あるいは準惑星)となる可能性があります。
(現在の某AIによると、月が地球から離れなくなる均衡点みたいなところで安定すると予想されるそうです)
月が地球の衛星から独立すると、地球の自然環境が大きく変わり、生物の住めない星になるそうです。
第8作「殺人特急」
新幹線の車内で殺人が行われる作品。
まあ、登場人物の中川淳一(外科医)のことをすぐに医者だと見抜いたし(根拠あり)、名作の予感がした作品。
また、おばさんや、おばあさんが良い味だしており、笑える作品。
でも、やっぱり、乗り掛かった船には乗らないとダメ。
今回の場合は、ナニは少しでも倒さないと…。
しかし、最終的には、第5作「汚れた王将」、第6作「ピアノ・レッスン」と同じような証拠に行きつきます。
個人的には、新幹線のグリーン席の座席が、結構ショボいのが気になりました。
在来線特急のセットを新幹線のセットとして再利用した疑いがあります。
新幹線は標準軌で、在来線の狭軌の電車よりも横幅の広い車体を使ってるんだから、グリーン席であんな狭い座席はダメだよw
あと、電車内でのマナーのことだけど、リクライニング機能が付いているんだから、座席を倒すのは席に座る人の権利だと思っています。
倒したらダメなんだったら、リクライニング付けなければ良いだけだし…。
また、最近の駅にはコンビニが併設されてるし、関西の駅だと551の蓬莱も出店していることから、車内で豚まんを食べるのもオーケーなのではないでしょうか?w
第9作「殺人公開放送」
今回の事件は、かなり変わった事件。
テレビの公開生放送の観覧に来ていた古畑と今泉。
番組名は、「驚異の霊能力者 黒田清」。
彼らは、そこで事件を目撃することになります。
黒田は番組前に河原に行き、霊能力の種となる仕込みをします。
タイヤの中に赤いスカーフを隠すのです。
地元のチンピラ風の男「中島」に、
「なにやってんの?」
としつこく絡まれた黒田は、ついうっかり中島を殺してしまいます。
河原に死体を隠して、生放送に参加します。
番組内では、神宮教授にことごとく霊能力を否定された黒田は、仕込みの際に殺してしまった中島の死体を霊視(?)により発見してしまいます。
衝撃的な盛り上がりを見せ、生放送は終了します。
こう言う事件です。
この話では、霊能力番組が終わり、いきなり核心的な証拠と思われるものを暗示されたのち、すぐに解決編が始まります。
解決編では、個人的に、
「そこは、銀のネックレスやろ!?」
と思ったものの、普通に進みます。
しかし、証拠が力不足でした。
そしたら、「刑事コロンボ 二枚のドガの絵」のような証拠が提示され、話は終わりました。
まあ、「二枚のドガの絵」が証拠に使われたのは驚きましたが、コロンボを知らない人がこの話を見たら、どう思ったのでしょうねえ?
「そう来たか」
と思うかもしれませんが、「二枚のドガの絵」の感動には程遠いでしょうねえ。
あと、僕は超能力は置いといても、世の中に、科学で解明できない謎はいっぱいあると思ってます。
なぜなら、科学と言うのは、地球や宇宙で起こることの全てを証明するには、レベルが低すぎると思ってるからです。
全てを証明するのに、レベル100が必要だとするなら、今の科学のレベルは0.000000000001ぐらいじゃないでしょうか?
地球にコンタクトを取ってくるかどうか分かりませんが、宇宙人と言うか、宇宙生物がいる可能性も充分あると思います。
だから、番組の最後で超能力が否定されたような感じで終わりますが、僕は別に否定されたとは思ってません。
なぜなら、変わったことが起きたのは事実なんですから…。
逆に、日常茶飯事にそのようなことが起こっているのなら、厚生労働省に査察してもらうべきです。
犯人役の石黒賢については、良い男なんだろうけど、味のない男だなあ、と思った。
第10作「矛盾だらけの死体」
いつもながらの犯人が急ぎすぎる事件。
時には流れに身を任せ、運命にゆだねることも必要だろう。
また、犯人の携帯の着信履歴を調べれば、証拠になるような気もする。
まあ、でも、不倫相手の女性はともかく、秘書をトカゲのしっぽのように扱う政治家については、当然の報いだと思う。
第11作「さよなら、DJ」
「予定は遅れるものである。
だから、余裕を持って行動することが大切だ」
と言うことが意識される作品。
ラジオの生放送中、音楽「サン・トワ・マミー」が流れてる間(3分?、4分?)にスタジオから駐車場まで行き、被害者を殺害し、戻ってくる話。
こんなの無理に決まってるし、例え可能だとしても、普通ならやりはしない。
(まあ、殺人と言う行為自体が、普通ならやりはしないことだが…)
犯人は別にここではミスはしてないが、ついうっかり生放送中に失言してしまい、それが証拠になる。
こちらも普通なら失言しないと思うけど、生放送で何かしゃべってないといけない状況では、失言しちゃうのかもしれない。
古畑の他の作品の失言とは、少し違うのかもしれない。
あと、被害者が駐車場で吸っていたタバコだけど、別に被害者が消したとは限らないと思う。
別に犯人が消したり、消させた可能性がないわけでもないだろう。
犯人がタバコが嫌いだったり、車に引火する可能性はないだろうが、車に引火するのを恐れた可能性がないわけではないと思う。
第12作「最後のあいさつ」
なんで、こんなにバカバカしくなるんだろうなあ、って作品。
そんな、オマエ、ちょっと殺しに行ってた時間に、ホテルで小火(小規模な火災)があり、犯人が消火器の泡(粉)が犯人が客室の窓際に置いておいたリンゴに付着すると言う、こんな都合の良い話ある?、って感じw
まあ、これも仕方ないんだろうけど、握手の件も、すぐに分かったよ。
もう、なんか、パティーンだしさw
こう言うバカバカしい作品も良いけど、もうちょっと、決まった作品も見たいなあw
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ほななw


