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おすすめミステリー作品

刑事、探偵 ドラマ
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今回は、僕のオススメミステリー作品を紹介したいと思います。
まずは、僕が、スカパー!のAXNミステリー(現・ミステリーチャンネル)を通じて知った作品から…。

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まずは宮部みゆき「魔術はささやく」です。

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僕がAXNミステリー(ミステリーチャンネル)で見たのは1990年に火曜サスペンス劇場・春のスペシャル(30分延長版)として、ドラマ化された作品でした。
そのため、関係はないですが、オープニングでいきなり火曜サスペンス劇場のフラッシュバックのテーマがかかると吹いてしまいました。
こう言うツカミは大事ですよねw
山口 智子が主演レベルの重要な役を演じており、内容の方も「情報チャンネル」と言うなぞのパワーワードにぐいぐい引き寄せられ良い感じです。
ただ、肝心の犯行については、タイトル通り”魔術がささやき”、また、「ささやき」に対して深い描写もなく、説得力もないため、少々ガッカリです。
原作小説の方は、日本テレビが火曜サスペンス劇場のために作った「日本推理サスペンス大賞」の第2回大賞受賞作品です。

2作目はサウンドノベル「かまいたちの夜」(ゲーム)で有名な我孫子 武丸氏の作品です。
我孫子 武丸「8の殺人」です。

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こちらの作品は数字の8の形をした「蜂須賀建設社長の屋敷」で起こった不可解な事件について捜査する物語です。
名探偵コナン張りの機械的な動きのあるトリック(?)が魅力の作品です。
断じて「巧妙に仕掛けられた心理トリック」と言う訳の分からないトリックではありません。
機械的で動きのあるトリック(?)です。
映像化されるとえそうですが、映像化されてはいないようです。
被害者は1人にとどまらないため、動きを想像して楽しんでください。
欠点を言うと、謎の推理小説家がたりが入りますが、これが、少々長いですw

8の殺人は、速水三兄妹シリーズの1作ですが、同シリーズの「0の殺人」も面白いです。

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お次はテレビアニメ「Another」で有名な綾辻 行人さんの作品です。
「十角館の殺人」です。

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角島つのじまと言う無人島にある十角館で起こる殺人事件を扱った作品です。
アガサ・クリスティのベストセラー小説「そして誰もいなくなった」に挑戦する作品として有名です。
ちなみに、アガサ・クリスティは、「名探偵ポワロ」や「ミス・マープル」と言う、世界的な人気シリーズを2つもかかえていた超売れっ子の推理小説家です。
綾辻 行人さんの「十角館の殺人」に話を戻します。
こちらは面白いのですが、最後のヒントを期待していると、突然、解答編が始まり、まず、犯人から解明するため注意が必要です。
最後まで、ヒントを期待したらダメです。
ありませんよ、そんなものw
ちなみに、こちらは謎の推理小説家がたりは入りませんが、「8の殺人」で紹介された推理小説家たちが、キャラクターの名前になってたりします。
「8の殺人」や「十角館の殺人」で出てくる推理小説家の方は、両作者や、この時代の推理小説家にとって、尊敬する偉大な推理小説家なんでしょうね。

AXNミステリー(現・ミステリーチャンネル)とか言いながら、映像成分、少なめになってしまいました。
ここからは完全、映像作品を目指します。
まずは、以前も紹介した「刑事コロンボ ~ 二枚のドガの絵 ~」です。

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こちらは、コロンボと容疑者ゲイルのバチバチの駆け引きもスゴいし、なんたってラストの大どんでん返しもスゴい。
テレビ放送の放送枠ほうそうわくしゃく)の関係から、コロンボやゲイルの声優が切り替わるシーンがあるかもしれませんが、それも、
「ふ~ん、チミはそんな風にカットしたのかね?」
と映像職人のカット技術を上から見れて楽しいです。
何もかも良いですw
他のコロンボ作品の記事も載せておきます。

次に紹介する作品は、やはりミステリーチャンネルで常連のシリーズ、アガサ・クリスティ原作の名探偵ポワロの作品です。

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ミステリーチャンネルで見た、名探偵ポワロのシリーズの中でも特に良かったのが、「カーテン~ポワロ最後の事件~」と、有名な「オリエント急行の殺人」でした。
今回は「オリエント急行の殺人」について書いていきます。
正直な話、ある程度内容は分かっていたのですが、捜査のかなり早い段階(客室内で医者が検視した段階)で、ポワロが
「(なんとなく分かった)」
みたいな感じを出してるところに驚きました。
結末を知ってるからこそ、
「ええ?もう?」
ってなったのです。
その後、ポワロがどんな気持ちで捜査していたのか考えると、妙に感慨深かんがいぶかくなります。
正直な話、名探偵ポワロのシリーズは、個人的には
「線が細い」(この人が犯人だと言う根拠が薄い)
と感じており、そこが残念でした。
しかし、今回の作品は、すぐにポワロが理解したと感じたのと、その妥当性だとうせいが伝わってきて、そこが良かったです。
出発地のイスタンブール駅の都会の喧騒けんそうも、良い感じです。
最後にポワロがよく使う言葉の説明をします。

  • モナミ:「お美しいお嬢さん」、「心の友よ」など、親愛をこめた呼び方
  • ボン:良い、はい
  • ノン:いいえ

です。
「ボン」(はい)と「ノン」(いいえ)しか答えないシーンもあるから笑えますw
いきなりあった女の人に
「モナミ、モナミ」
と親しげに挨拶あいさつすることもあります。
また、その人が犯人だったりもしますw

ポワロの原作者アガサ・クリスティは「ミス・マープル」と言う推理小説シリーズも書いてます。
アガサ・クリスティは世界的な探偵シリーズを2つも創作しており、これは他の推理小説家は誰もなしえていないことです。
僕はミス・マープル「スリーピング・マーダー」を見ましたが、
「(実に明るいなあ)」
と思いました。
ミス・マープルは主人公と言うより脇役的な立ち位置で、主人公たちが事件を解決する手助けをしてる感じでした。
ポワロは冒頭から、
「(これは殺しが起きるな)」
と言う物々ものものしい雰囲気ふんいきから始まることが多いですが、マープルは明るく華やかな感じなんでしょうか?
ライトな感じですw

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ちなみに、スカパー!のミステリーチャンネルではポワロもマープルもコロンボも二ヶ国語版(吹き替え版)で放送されることが多いです。
ただし、二ヶ国語版(吹き替え版)で放送されるミス・マープルは演者が違います。
ミステリーチャンネルの「ミス・マープル(ジョーン・ヒクソン版)」は字幕放送です。

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あと、昔に、NHKは「アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル」と言うアニメを全39話、制作したことがあります。
これは、僕も何話か見たことがありますが、「ABC殺人事件」には失望し、ガッカリしちゃいました。
そのため、デビッド・スーシェのポワロでも「ABC殺人事件」は見てませんw
あとタイトルから、ミス・マープルの「パディントン発4時50分」も見ましたが、こちらも冒頭のシーン以外は屋敷の庭をなんか探してたのぐらいしか思い出せません。
でも、この作品の冒頭は面白いですw

こんな感じの紹介でも良いなら、名探偵コナンも良いですよねw

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ぱっと思いつく、僕のお勧めエピソードは、

  • 第4話「大都会暗号マップ事件」
  • 第132~134話「奇術愛好家殺人事件」(お得意のボーガントリック)
  • 第222~224話「そして人魚はいなくなった」(服部平次の代表作、大名作)
  • 第379・380話「秘湯雪闇振袖事件」(ヒントは手厚いが、良くできている大名作)
  • 第905・906話「七年後の目撃証言」(密室トリックにビックリw)

かなw
第4話の「大都会暗号マップ事件」ですが、僕は、コナンが警察に頼らずに、少年探偵団に指示を出す命がけの熱い作品が好きです。

最後に紹介するのは、植民地時代の中国・上海の街並みを再現した超美麗な探偵ものです。
「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」です。

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こちらの作品は中国最大手の動画配信サイト「テンセント」で11億回以上再生された大人気作品です。
植民地時代の中国・上海を再現しており、まず、その映像美に驚かされます。
全24話で、1事件当たり3話使いますので、全8事件です。
天才的に頭がキレ、思いついたことをすぐにペラペラしゃべるため、視聴者に考えるすきを与えない名探偵のルオ・フェイ(紳士探偵L)と、華東ファドン第一警察学校を全科目首席で卒業した新人女刑事チン・シャオマンのコンビで数々の難事件を解決していくストーリーです。
「中国のシャーロック・ホームズ」と言う謎のキャッチ・コピーで紹介されることもありますが、変に意識する必要はありません。
僕の知る限り、ホームズ関連の話は出てきませんw
上海の中でもフランスの植民地になったエリアを主な舞台にしています。
東洋と西洋の両文化が共存する美しい街並みがスゴいです。
かなりのお金がかかってますw
あと、内容に関係ないですが、最終回の最後の終わり方は、良いと思いました。
日本の作品で、こんな終わり方の作品は見たことがありません。
第2期が作られるかもしれないときは、中国ではこんな感じで終わらせるのでしょうか?w

いかがだったでしょうか?
ミステリーは本当に面白いですね。

ほななw

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