このホームページは「みそらちゃんねる」ですが、このホームページの名前の由来になったアニメが存在します。
それは「俺たちに翼はない」と言うアニメです。
このアニメにはほとんど期待していませんでしたが、第2話の終盤以降、急に面白くなってきました。
今回はそんなアニメ「俺たちに翼はない」を紹介します。
僕が初めてこのアニメを見たときは、全然面白くありませんでした。
だって、なんだかムカつくし、意味が分かんないんだもん。
それでもまあ、それなりに見ていくと、
「ん?」
っと思うことがあって、
「これってもしかして?」
とか思っちゃったりして、途中から、がぜん面白くなってきました。
分からなかったことが、なんか分かった、みたいになると、面白くなるもんなんですねえ。
そんなわけで、序盤は、なんだかムカつくのであんまりオススメしにくいアニメなんですが、お気に入りのアニメです。
このアニメには原作のゲームが存在しますが、アニメの方は絵がキレイですし、その点ではオススメできます。
また、アニメも、夢テレビだか、奈落テレビだか、奈落中央テレビだかで、結構、良い感じに力を入れてますから、見ごたえ充分です。
僕が初めに、このアニメのPVを見たときもチャラチャラした美男美女みたいな人がたくさん出てくるなあ、と感じていました。
それ故に、薄っぺらいんじゃないかなあ、と思ってました。
そしたら、結構、深いと言うか、ヘビーな内容が詰まってました。
ストーリーもオススメです。
ストーリーを紹介します。
大都会・柳木原には、数多くの若者が集まります。
柳木原には、ごく普通のありふれた悩みを抱えた人もいれば、全然、普通ではないヘビーな悩みを抱えた人もいます。
この物語は、そんな若者たちが織り成す青春恋愛群像劇です。
千歳鷲介(イーグル・イエローグリーン)は今をときめくフリーター。
雑誌「メンズフリーズ」用にコラムを書いて、お金を稼いでいました。
今日も鷲介は、多摩いずみ先生の実体験エッセイ「青春はそれを我慢できない」のアゲアゲ紹介記事(べた褒め記事)の依頼を受けたばかりです。
依頼を受けた後、出版社(祥玄社)の1階ロビーにあるカフェで、くつろいでいました。
すると、遅れてやって来た知り合いのイラストレーター・鳳翔(ペンネーム:鳳凰寺カケル、フェニックス・フレアゴールド)にからかわれ、それに巻き込まれる形で、小説家の玉泉日和子先生(ペンネーム:細川玉木)に迷惑をかけてしまいました。
「玉泉日和子」を「多摩いずみ」と、わざと間違えるように紹介されたのです。
それで、はめられて、やらかしてしまった鷲介は、行きつけの洋風レストラン「アレキサンダー」で愚痴っていました。
すると、アレキサンダーに、なぜか玉泉日和子(たまひよ)の姿が…。
日和子は、甘酸っぱいラブストーリーを描いたデビュー作「ほほえみインサイド」はヒットしましたが、老夫婦を主人公にした第2作「米寿」(ベージュ)が大コケし、自信を無くしていました。
鷲介は、日和子に迷惑をかけたこともあり、なんとか元気づけたい、と考えるのでした。
成田隼人(ファルコン・マゼンタレッド)は、柳木原で便利屋を営んでいました。
便利屋の仕事がないときは、飛び込みの深夜の土木工事でお金を稼いでいました。
そんな中、知り合いを通じて、鳳鳴から自転車の捜索を依頼されました。
自転車の捜索は、本当は断りたかったけど、半ば強引に引き受けさせられました。
大都会・柳木原の放置自転車の中から、たった1台の自転車を探し出す行為は、砂漠の中からたった1粒の砂を探し出すような途方もない作業のように思えて、引き受けたくなかったのです。
また、鳴は、柳木原の不良を集めて結成された私設自警団「柳木原フレイムバーズ」(YFB)のトップ鳳翔(フェニックス・フレアゴールド)の妹でした。
分かりやすく書くと、あまり関わりたくない人の妹ってことです。
しかし、話を聞いてみると、鳴が探してるのは「前にポーチが付いた背もたれ付きの真っ赤な自転車」と言う目立つものでした。
隼人の知り合いには、可愛いけれど、ちょっとどころじゃなくウザい香田亜衣(コーダイン、ペガサスの幼馴染)や、日本駐在のイギリス外交官の父を持ち、ランドセルとゴスロリ衣装に身を包んだ金髪碧眼ツインテールの小学生アリスなどがおり、意外と交友関係は広いです。
(ちなみに原作ゲームにおいては、香田亜衣ルートが存在しないことは、
「このゲーム最大のバグ」
と言われていたそうですが、リメイク版の「俺たちに翼はないR」において、香田亜衣ルートが追加されました)
また、柳木原ではアフリカ太鼓ジェンベの叩き手の針生蔵人(ハリュー・クロード、カラス、レイヴン)の信奉者が結成した後援会「Rーウィング」が柳木原フレイムバーズと抗争中です。
Rーウィングは針生の作風の変化にともない、内部で少数の正統派と多数の神聖派(新生派)に分かれています。
軍団長は神聖派の大司教(パトリアーク・ヨーゼフ、江藤弘之、コウモリ)が務めています。
羽田鷹志(ホーク・シアンブルー)は私立美空学園3年A組の学級委員長。
美空学園に入学したての1年時の4月、数少ない友人の1人である森里和馬(ペガサス・ウッディビレッジ)の悪ふざけにより、「美空学園のプリンセス」の異名を持つ美少女・渡来明日香(プリンセス・アスカ、魔法の王女ロイヤルアスカ)とお付き合いすることになりました。
しかし、物語開始時の3年にもなると、鷹志と明日香がお付き合いしていると、本気で思ってる人は少ないようです。
そんな鷹志ですが、近頃、異世界グレタガルド(Greatgard)からの召喚(呼び出し)が頻発するようになっていました。
鷹志は、グレタガルドでは、万色の四枚羽根の1人、聖騎士ホーク・シアンブルーとして、大聖剣グレタカリバーと祝福されし盾グレタバリアーを手に平和を守っていました。
グレタガルドでは、妖術師スパロウ(山科京)と共闘するなど活躍していました。
しかし、グレタガルドからの呼び出しが多くなるにつれ、
「いずれグレタガルドから戻って来ることはなくなる」
と覚悟し、やることリストを作成しました。
やることリストは【残務処理】と名付けられ、次のように書かれています。
- 上杉家で「信長の野心」をクリアする(済)
- 学食のチキンソテー&エビフライ定食を食べる(済)
- 期末テストで平均70点以上とる
- Wさんと遊びに行く
- (妹と毎日会話をする)
- (クラスに友達をつくる)
これらは、この世界に別れを告げる前にやっておかなければならないことです。
そんな中、グレタガルドの王「ガルーダ・ダークブラック」(伊丹伽楼羅)が柳木原に召喚されて来ました。
伽楼羅はすぐさま柳木原フレイムバーズ(YFB)を傘下に収め、大暴れし始めました。
鳳翔(フェニックス)はYFBのトップだと思われ、周囲からも皇帝だとかエンペラーだとか呼ばれていましたが、本人はYFBの筆頭代理だと名乗っていました。
YFBはいずれ現れる、伽楼羅のための軍隊だったのかもしれません。
そして一通り大暴れした伽楼羅は、プリンセス・ダブ(羽田小鳩)に面会すべく城(自宅)に帰るのでした。
(ちなみにこの回は、アニメ第7話「栄えある王の凱旋だ!」で描かれており、このアニメ屈指の神回となっています)
この物語は、例えば、そんなメルヘンです。
ってな感じで、「俺たちに翼はない」の核心部のネタバレを回避しつつ、それ故に訳の分からない紹介になってしまいました。
(って言うか、面白いので、わりと詳細に書いてしまいましたが…w)
柳木原に集う若者の物語が、どのように収束されていくのか。
いろんな意味でお気に入りのアニメなので、良かったら見てやってください。
ほなな。
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北米版です。
日本で発売されてるブルーレイ機器で普通に再生できます。
音声は、
- 英語(ドルビー 5.1チャンネル)
- 日本語(ドルビー 2.0チャンネル)
から選べます。
字幕は
- あり(英語)
- なし
から選べます。
「音声:日本語」、「字幕:なし」に設定すると、オープニングとエンディングのクレジットが英語である以外は、日本版との違いは特になさそうです。
(日本語クレジットによるOP・EDは見れませんが、映像特典のノンクレジットのOP・EDは見れます)
発売元は、元々はセガ系の音楽や映像コンテンツを中心に販売してたマーベラス・エンターテイメントです。