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TVアニメ「ルパン三世パート1」、前半のルパンと不二子の大人の恋愛をプッシュする

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今回はTVアニメ「ルパン三世」のお勧めエピソードを紹介したいと思います。
と思い、パート1とパート2のお勧めエピソードを書くつもりでしたが、筆が進んでしまいパート1に限定することに…。
それでも、思ったより筆が進んでしまいパート1前半のルパンと不二子の大人の恋愛部分に焦点を当てて記事を書くことに変更しました。
ってなわけで、ルパン三世パート1、ルパンと不二子の大人の恋愛、スタートです。

正直な話、パート1は名作ぞろいです。
第1話から第4話はシリーズの導入部として良い話ばかりそろってます。

第1話の「ルパンは燃えているか・・・・? !」
では、簡単にキャラクターの紹介と、ルパンと不二子の出会いが簡単に紹介されます。
ルパンと不二子の出会いは、その時々により違ったエピソードで紹介されますが、取りあえず、パート1ではこう言うことになっていると言うことでご確認ください。
しかし、このパート1のルパンと不二子の出会いは優秀で、良い話だと思います。
そのため、僕もこのエピソードをルパンと不二子の出会いってことにしていますw
地味なところでは、次元が初めて銭形の名前を口にした
「銭形の・・・」
と言うセリフが、いつの間にか
「銭形」
に変更されていたのが、少々、不満です。
この
「銭形の・・・」
と言うセリフは味があって良かったのに…w
ルパン三世パート1は、全体的にとても味わい深いです。

第2話の「魔術師と呼ばれた男」
では、恋敵こいがたきのパイカル(白乾児)が登場。
パイカルは魔術師と呼ばれた男であり、ルパンと不二子を取り合って、バトルします。
これは決闘ものと言うことができるのでしょうか?
パート1前半の流れである、ルパンと不二子の恋愛模様を楽しむことができます。
また、不二子が歌っている歌には「二人を愛してしまった私」と言うタイトルが付けられているそうです。
第2話時点での不二子の心情を自分で歌にして歌っているようですw
このパイカルと言うキャラクターは人気があり、後にOVA「生きていた魔術師」が製作されることになります。
しかし、このOVA、予告映像こそ期待を高めてくれたものの、本編は完全にイマイチでしたw

第3話「さらば愛しき魔女」
では、パート1史上、初めてのゲストヒロインが登場します。
第2話のパイカルとの決闘の末、不二子はルパンの恋人として登場します。
しかし、この話では、ルパンは、ゲストヒロインのリンダのことが気になって仕方がありません。
しかも、ラストで、ルパンはリンダのために、そこまでするか?と言う描写まで。
また、核を連想させる新燃料「第三の太陽」(見た目は青い花)まで登場します。
個人的には、リンダにあまり好感が持てなかったため、名作ぞろいの序盤の話の中ではイマイチな話になりますw

第4話「脱獄のチャンスは一度」
は脱獄ものの話です。
逆に言うと、初めての泥棒どろぼうネタと言うこともできるかもしれません。
この話、原作コミックスでは第2話に登場する話です。
原作第1話は、作品紹介と状況紹介程度の話だったため、実質的な第1話と言っても過言ではないでしょう。
よって、この話こそ、原作の初めてのキッチリした話だと言うことができます。
まあ、脱獄のためにここまでするか、と思いますが、良い脱獄だつごく話だったと思います。
ただ、不二子はルパンが脱獄するまで待ちきれなかったようですw

第1話から第4話までは、ルパン三世パート1の良い導入部だと思ってます。
第5話から、いよいよ本格始動開始です。

第5話「十三代五ェ門登場」
では、ついにメインキャラの最後の一人「五ェ門」が登場します。
正しい表記がよく分からない五ェ門です。
第4話からの流れなのでしょうか、不二子の大掛かりな裏切りが発動します。
五ェ門は斬鉄剣で銃弾を切り落とします。
五ェ門とバトルするなら、ルパンはどのような策を立てるでしょうか。
ルパンの斬鉄剣対策も見ものです。
パイカルとのバトルの経験も活かされているのように思います。
また、五ェ門の師匠「百地ももち 三太夫さんだゆう」も緊急参戦。
TVシリーズとしてのルパン三世が本格稼働し始めた話です。

本当は、第5話放送当時は、ルパン三世の視聴率が、今までの常識を打ち破るぐらい桁違いに低く、現場は混乱を極めていました。
アニメ制作会社の東京ムービーは、制作局の大阪・読売テレビまで土下座に行ってます。
読売テレビに、路線の変更と巻き返しを約束した東京ムービーは、参加を嫌がる高畑勲、宮崎駿の両名を演出(今で言う監督のような地位?)に放り込みます。
ただ、両名たっての希望であり、匿名(Aプロダクション演出グループ名義)を条件にした参加です。
両名は、東京ムービーの専属下請け会社Aプロダクションの社員でした。
この結果、後に、宮崎駿は「カリオストロの城」で映画監督デビューできたと言えますが、その「カリオストロの城」も前作「ルパンVSたい複製人間クローン」の興行成績の半分にも満たなかったそうです。
カリオストロの評価は、雑誌アニメージュが宮崎の特集を組みだしてから、上がって来たそうです。

第6話「雨の午後はヤバイゼ」は、盗みネタとして普通に良い話。
第7話「狼は狼を呼ぶ」で五ェ門が仲間になります。
第8話「全員集合トランプ作戦」では、第7話の流れを受けて、五ェ門が加わり文字通り全員集合ですw
第8話は個人的にマシンガンが印象的です。
次の第9話はまた節目となる話です。

第9話「殺し屋はブルースを歌う」
では、不二子の元カレ「殺し屋プーン」が登場します。
パイカルと取り合った不二子も、プーンが登場したことで、今度はプーンとの取り合いになります。
不二子のことが忘れられないプーンは、再び不二子とチームを組みたい(不二子を殺しのパートナーにしたい)と考えています。
この「殺し屋はブルースを歌う」はルパン三世パート1の前半、ルパンと不二子の大人の恋愛の最終回にあたる作品だと個人的に位置づけています。
ルパンとプーンの対決の行方は?
そして、不二子の気持ちはどうなのでしょうか?

いかがだったでしょうか。
ルパン三世パート1は、大人のアニメとして制作し、大失敗したアニメです。
ただ、大失敗のおかげで、放映権料が安く、再放送を繰り返した結果、人気が出たアニメです。
そのおかげで、制作局を読売テレビからキー局の日本テレビに切り替えて、ルパン三世パート2が製作されました。

2021年現在、ルパン三世シリーズの最高視聴率は、1978年12月8日に再放送された
ルパン三世パート1最終回の32.5%(関東地区)だとされています。
ここでルパンの音楽について詳しい方ならピンとくると思います。
78年と言えば、もう、パート2の放送が開始されてます。
(ルパン三世のテーマ’78と言うパート2の初代オープニングテーマが存在します)
ちなみにその直前の12月4日には、ルパン三世パート2の名作、第61話「空飛ぶ斬鉄剣」が放送されています。
ネタバレになりますがw、斬鉄剣が実はコンニャクを切れないと知った後に、パート1の最終回の銭形による「アジト壊滅かいめつ作戦」を見た人が多かったと言うことでしょうか。
そう考えれば、どちらも名作なので、さもありなんって感じですねw
調べてみれば、10月30日放送のパート2第56話「花吹雪 謎の五人衆(後篇)」は完全な駄作ですが、その後は名作の放送が続いています。

1978年ルパン三世(主にパート2)放送スケジュール

  • 11月6日、第57話「コンピューターかルパンか」
  • 11月13日、第58話「国境は別れの顔」(次元回)
  • 11月20日、第59話「マダムXの不思議な世界」
  • 11月27日、第60話「インドに自殺の花が咲く」
  • 12月4日、第61話「空飛ぶ斬鉄剣」
  • 12月8日、再放送パート1、第23話(最終回)「黄金の大勝負!」(シリーズ最高視聴率
  • 12月11日、第62話「ルパンを呼ぶ悪魔の鐘の音」(個人的には駄作w)

放送スケジュールに恵まれていたように感じます。

いかがだったでしょうか。
ここまで、ルパン三世パート1の前半部分、ルパンと不二子の大人の恋愛部分に焦点を当てて紹介してきました。
また、パート1の後半や、パート2についても記事を書きたいと思います。

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まったねえw

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