今回は、2024年にハマった意外なアニメとして「真夜中ぱんチ」と「忘却バッテリー」。
それと、野球マンガのレジェンドについても取り上げます。
では、スタートです。
まずは「真夜中ぱんチ」です。
高校の時に、仲の良い友達2人とNewTuberユニット「はりきりシスターズ」(はりシス)を結成し、動画配信者デビューした「まさ吉」(本名:真咲)。
しかし、生配信中にメンバーの乙美をグーパンしてしまう大事件が発生。
それがきっかけで、「まさ吉」は大炎上を引き起こしてしまい、自らが立ち上げ、リーダーまで務めていた「はりシス」を強制脱退させられます。
はりシスを追い出されたまさ吉は、新メンバーを募集するもうまく行かず、偶然通りがかった廃病院前で、
「一番最初にバズった動画が、廃病院での心霊スポットもの」
だったことを思い出します。
急遽「まさ吉ちゃんねる」として、廃病院に潜入し、撮影。
そこで、輸血用の血液をあさっていたヴァンパイアの「りぶ」と出会います。
「りぶ」は「まさ吉」が運命の血の持ち主だと確信し、まさ吉の血ほしさに、一緒に登録者数100万人を目指して、動画配信することにします。
りぶは仲間のヴァンパイアもチャンネルに引き入れ、体制が整います。
チャンネル名は、「ちゅうちゅうがーるず。」を経て、正式に「真夜中ぱんチ」(マヨぱん)に決定。
「真夜中にしか動けないヴァンパイアと、パンチして炎上したまさ吉のチャンネル」だそうです。
そんなわけで、深夜の女子会チャンネルのプロデューサー(裏方)に就任したまさ吉。
実は、炎上がトラウマになり、出演はできない様子です。
しかし、動画の方は、
「真夜中なのにおっはよー! 真夜中ぱんチ」
と、りぶが軽快なアイサツとともに、盛り上げてくれます。
まさ吉が、いつ、チャンネルに出演するのかも注目のアニメです。
真夜中ぱんチは、ヴァンパイアの破天荒な一面も描かれており、ノリが良く、気軽に見れる良いアニメです。
終盤は、個人的に最終回予想も盛り上がりました。
断る勇気。
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次に紹介するアニメは、「忘却バッテリー」です。
個人的に見ることはないと思っていた野球アニメですが、思わず最後まで楽しみに見てしまいました。
物語は、交通事故的なもので記憶喪失になってしまったキャッチャーの要圭に焦点を当てたアニメです。
交通事故的なものと言うのは、交通事故的なシーンが映りますが、決定的な場面は映らず、入院はしますが、外傷も特になく、記憶喪失になったと言う事実だけが描かれているからです。
中学時代は、(野球のキャッチャーとして)智将と恐れられていた要圭でしたが、前述の記憶喪失により、お調子者(アホ)になってしまいました。
元々、アホなキャラでしたが、幼馴染で天才的なピッチャーの清峰葉流火と野球を始めてからは、智将として恐れられるぐらいに急成長しました。
2人は各地の名門高校からスカウトに来る有名人でしたが、要圭が記憶喪失になったことにより、家から近い都立小手指高校に進学します。
そこで、中学時代に対戦した清峰・要バッテリーに心を折られ、野球をやめた山田太郎と出会います。
アニメは全編を通じて山田太郎目線で描かれています。
さらに、中学時代は野球の有名人でも、様々な理由で野球をやめた人たちが合流。
パワプロの名人(?)も加わり、無名の小手指高校野球部から甲子園を目指すアニメです。
僕はこのアニメを見て、途中から、
「これ記憶喪失じゃなく、多重人格でね?」
と思うようになっていました。
なぜなら、一時的に記憶が戻った時のことを覚えていなかったからです。
これは、記憶喪失と言うより、多重人格の方が説明がつきそうです。
話は面白いのですが、見ていて、非常に大きな問題が起こりそうな気がしていました。
他校との練習試合2試合で、12話まで使っちゃいそうだったのです。
さすがに、甲子園の地方予選もせずに終わることはないだろうと思っていましたが、見事に12話で放送終了。
他校との練習試合2試合で終わりました。
このアニメ、続編が作られるのでしょうか?
内容としては、面白かったです。
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実は、忘却バッテリーは、僕は見るつもりではありませんでした。
しかし、ハードディスクから消すつもりで見てみると、面白かったので、楽しみにして、最後まで見てしまいました。
僕が見るつもりではなかったのには理由があります。
それは、野球マンガは、七三太朗/川三番地コンビの作品で充分だと思っていたからです。
この2人は、野球マンガの長期連載を獲得する天才で、数々の野球マンガの長期連載に成功している野球マンガ界のレジェンドです。
このコンビで、以下の4作品の高校野球マンガを発表しています。
- 4P田中くん(全51巻)
- 風光る(全44巻)
- Dreams(全71巻)
- 天のプラタナス(全28巻)
「4P田中くん」は、主人公の田中球児が主人公の野球マンガです。
人違いが原因で野球の名門校に特待生として入学した球児ですが、野球に関してはからっきしの素人でした。
八十島監督の犯罪レベルのシゴキに耐えた球児は、先輩エースの東山からの信頼も得て、自分を追い込み、努力と研究をおしまないが、空気の読めない4番ピッチャー(4P)として、成長していくのでした。
そして、監督の娘でチアリーダーの美樹ちゃんのハートまでガッチリ確保するのでした。
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「風光る」は、両コンビの野球マンガでは一番好きな作品です。
多摩川高校1年で補欠の野中ゆたかは、弱小野球部の誇るモノマネの天才。
多摩川高校野球部の監督に神宮の星「君島」が就任してきました。
大物の監督就任にゆたかは、監督就任パーティでの余興にモノマネを披露します。
そこで、「野茂 VS 清原」、「落合博満」のモノマネを披露すると、君島監督も大満足。
しかし、急遽、南東京大会ベスト4常連の千束高校と練習試合をすることが決定。
補欠のはずのゆたかのポジションは、なぜか4番ピッチャー。
試合当日、監督に「野茂」と「落合」のモノマネで”楽しむ”ように指示されます。
1回表の守備で、
「モノマネの楽しさは、ストライクとかコントロールではない」
と指摘されたゆたかは、よりモノマネを完成させるべく…。
主人公の野中ゆたかが、モノマネを通じ、プロ野球選手の生きざままでコピーしていく、モノマネ野球マンガです。
しかし、終盤、メジャーのランディ・ジョンソンのモノマネが登場した際は、個人的にザワつかされた作品でもありますw
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週刊少年マガジンで連載していた「Dreams」」は、両コンビの野球マンガの中では特に有名でしょう。
実力はピカイチだが品行が悪くて、どこの高校のセレクションにも通らなかった主人公の久里武志。
だが、最後の最後で、東京都のゴミ処分場と同じ名前の付いた夢の島高校のセレクションに通ることに成功。
しかし、監督よりも上の立場にいる部長が、なかなかに夢の島で…。
連載が週刊少年マガジンからマガジンSPECIALに移っても長く続いていたDreams。
しかし、そのマガジンSPECIALも休刊することになり…。
全71巻と言う超長期連載ながら、急遽、話をたたまなくてはならなくなったDreams。
一部では、狂気の沙汰とも言われたDreamsの最終回とは?
果たして、久里が手に入れる夢は、どんな夢だ?
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最後に「天のプラタナス」です。
中学時代は全国優勝チームでバッティングピッチャーを務めていた海原夏生。
夏生は浜鹿高校でもバッティングピッチャーとして期待されていたが…。
そこに素人の女監督「天木美朝」が就任してくる。
夏生のエースピッチャーへの挑戦が始まる。
個人的には、女監督「天木美朝」のビジュアルが、物議をかもした作品。
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どうだったかな?
まったねえw